モーツァルトと私 (2)

モーツァルトと私(2)
Mozart kv570、楽しく練習しています。
和声の話が出てくるので、苦手な方ごめんなさい。
私はいつものように和声を調べて、楽式的にがっちり分析して、その後で旋律の流れ、パートとの関わり方から更に流れをチェックしました。
何回も弾いて、歌っているうちにやっと和音の変化が聞こえてきて...
そこまでくると、もう楽しくてたまらないです。
音源を聴いても和声の変化を楽しんでると分かる演奏者とただモーツァルトらしくに弾いてる演奏者がいるのに気づきました。
モーツァルトも後期の作品だとフレンチ6という和音が出てきたり、半音階や減七の並びだったり、結構斬新です。
意外に半終止が多いです。
モールかな?って思う所に、長調でいうならll度の和音を使っていたりして工夫されていることが分かりました。
私は長い間、モールに聞こえてもモールだということすら忘れてただ弾いてきたと思うのです。
後で分析したのをみて、気が付いたり...
そうなので、何回も譜面を見ながら色々なパートに合う楽器を思い浮かべながら、歌ったりしてどうなっているか確認します。
弾くことに夢中になると他の事に注意がいかなくなるので、まずはこうした確認の作業を何回も納得するまでやってから本格的に弾き始めます。
もう弾けない所は大体分かっていますし、曲をどう弾きたいか、自分なりの考えもほぼ決まっているので、ただ弾くという行為は少なくなります。
それでも分からない時や煮詰まってしまうこともよくあります。
そうしたら録音してどうなっているかチェックします。

今はこれを繰り返しています。

音楽教室 Daisy

大人のための ピアノ教室、鍵盤ハーモニカ教室

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