フォーレ op98
フォーレのop98はチェロとピアノの“セレナーデ”というタイトルがついた曲です。
セレナーデって“夕べに恋人の窓下で歌い奏でられる音楽“のイメージがあるのですが、この曲は、”恋人“に関係していたかどうか、持っている本や資料を読みあさったのですが分かりませんでした。
私が、この曲に関心を持つのはノクターンの9、10、11番辺りと作品番号が近いので、同じような感じの曲なのかしら?と思っているからです。
パッと聞いた感じでは、全然違うのです。
聞いてみてください。
セレナーデに戻ります。
最初のピアノの2つの和音が、きつく感じて余り好きになれなかったのに、何回か聞いているうちに非常に面白いと思うようになってしまいました。
中間部はガラッと変わるのですが、1つの旋律を相手の楽器と絡ませてちょこっとずつ変化させていく書法はフォーレらしいなぁと感じています。
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