Bach cello sonata no.3
今日は大倉山の室内楽講座を聴講してきました。
バッハのチェロソナタ3番の1楽章です。
この曲は3楽章が大好きですが、1楽章もバッハらしくて、チェロとピアノの掛け合いが沢山あって非常に面白いです。
フォーレを練習しているとフレーズがどう変化していくかを丁寧に追っていないと、曲の流れがよくわからなくなる事に気がつくようになりました。
ただ音を追っていると何が何だかさっぱりわからないのです。
そうして勉強しているうちに、フレーズがどう変化してどうなって...なるほどそうしたのか‼︎と作曲家の工夫が少し見えるようになってきました。
同じ旋律を調やリズムを変えたり、伸ばしたり、縮小したりしながらうまく繋いで大きな曲になっているのです。
バッハは、解決する場所がかなり明快なので、小さなフレーズの和音の変化を追うことができ、チェロともどう関わり合っているのか、対旋律を感じたり旋律のキャッチボールを感じる事ができるようになってきて、楽しく聴講することができました。
今勉強中のベートーベンのチェロソナタ4番の2楽章もバッハのような掛け合いが沢山出てきます。
チェロとの掛け合い、これ楽しいです。
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